闖入者 <完結編>
2006年8月28日突然の闖入者に大騒ぎになった我が家。
意を決してタオルを頭に巻き、懐中電灯とゴミ袋を片手に立ち向かったルイ。
奴は闇からの使者なのか?それともただの迷子なのか?
はたして平穏な夜を迎えることができるのか!?
ひとしきり壁をドンドンバンバン叩きまくったけどなんの反応もない。そこでたくさんある荷物を確かめることにした。
まず、1番上に載っている紙袋から。中にはいろいろと書類とかが入っている。いきなり手を突っ込むのはためらわれたのでひとまず懐中電灯で照らして様子を見る。
うーん、中がごそごそして見にくいな〜。
もう一度懐中電灯で照らしてみる。
ん?何か動いた?
気のせい?
よく見ると紙と紙の隙間から黒くて四角いものがはみ出していてそれが少しだけ動いたような気がした。それとも、懐中電灯の明かりを動かしているからそう見えただけなのかな?
だけど、あの黒い物体はなに?布っぽいけどなに?あんなポーチ持ってたかなぁ?
黒い物体を確かめるために袋の中に手を入れてごそごそしてみる。上のほうに乗っているものをよけてと。
「?????!!!!!!」
ポーチじゃなかった。5cm角くらいでベロアッぽい見た目。
その5cm角のベロアっぽいものには頭と手が付いていた。
「うわっいたいたいたたぁー
びっくりして腰を抜かしそうになりながらも隣の部屋へダッシュ!!何かに足をぶつけて居たと痛の区別がつかなくなる。
そこで寝転がってテレビを観ていたとーちゃんが
「どこだ!どこに居た!」と来てくれたので、袋の上のほうを押さえてもらってそのまま外で袋の中身を出すことに。
袋ごと外へ持っていくとかーちゃんが「がばっと出さないとだめよ」と玄関の前に袋の中身をぶちまけた。
どさって音がして、雑誌が2冊とほかにも紙類が出てきたけど、肝心のこうもりの姿が見えない。外はもう暗いしね。
雑誌とかの下敷きになっちゃってるね。
袋から出したものを少しずつ除けていくと、、、
黒いものがモゾモゾと這い出してきた。
出てきたよ今日の闖入者。
ぱっと飛び立つかと思ったけどモゾモゾと這うばかり。雑誌とかの下敷きになって弱っちゃったのか?
とにかく袋から出したものを急いでかき集め、こうもりが再び家に入ってこないように急いでドアを閉めた。
なんとか闖入者を追い出し、平穏な夜を取り戻すことができた。
だけど、ぐったり。
もうぐったり。
そして、あのこうもりがなんともよろよろとしていたことが気になった。あのこうもりは別に血を吸うわけではなく、蛾や蚊を食べる案外いい奴なのだ。それに、一瞬見ただけだがとっても滑らかそうな体毛で手のひらに乗るくらいだった。いうなればハムスターに翼があるようなものだ。あんなによろよろと地面を這っていたら猫に食べられちゃうかもしれないな。そういえば以前観たテレビで、こうもりは高いところにぶら下がっていないと飛び立てない、地面からでは飛び立てないんだというようなことを言っていたな。
なんだかかわいそうなことをしちゃったかな。袋の中で見つけたときもほとんど動けないみたいだったし。
だけど、野生の生き物ってダニとかいろいろな病原体を持っていたらいするっていうしね。やっぱり家の中に居たら嫌だよね。
なんとか平穏な夜は取り戻せたけど、あのこうもりの姿が頭から離れなくて。疲れているのに頭の芯がずっと興奮状態のままであの日は深夜に日記を更新してみました。
あれから数日立つけど、自分の部屋の窓はほとんど締め切っています。
意を決してタオルを頭に巻き、懐中電灯とゴミ袋を片手に立ち向かったルイ。
奴は闇からの使者なのか?それともただの迷子なのか?
はたして平穏な夜を迎えることができるのか!?
ひとしきり壁をドンドンバンバン叩きまくったけどなんの反応もない。そこでたくさんある荷物を確かめることにした。
まず、1番上に載っている紙袋から。中にはいろいろと書類とかが入っている。いきなり手を突っ込むのはためらわれたのでひとまず懐中電灯で照らして様子を見る。
うーん、中がごそごそして見にくいな〜。
もう一度懐中電灯で照らしてみる。
ん?何か動いた?
気のせい?
よく見ると紙と紙の隙間から黒くて四角いものがはみ出していてそれが少しだけ動いたような気がした。それとも、懐中電灯の明かりを動かしているからそう見えただけなのかな?
だけど、あの黒い物体はなに?布っぽいけどなに?あんなポーチ持ってたかなぁ?
黒い物体を確かめるために袋の中に手を入れてごそごそしてみる。上のほうに乗っているものをよけてと。
「?????!!!!!!」
ポーチじゃなかった。5cm角くらいでベロアッぽい見た目。
その5cm角のベロアっぽいものには頭と手が付いていた。
「うわっいたいたいたたぁー
びっくりして腰を抜かしそうになりながらも隣の部屋へダッシュ!!何かに足をぶつけて居たと痛の区別がつかなくなる。
そこで寝転がってテレビを観ていたとーちゃんが
「どこだ!どこに居た!」と来てくれたので、袋の上のほうを押さえてもらってそのまま外で袋の中身を出すことに。
袋ごと外へ持っていくとかーちゃんが「がばっと出さないとだめよ」と玄関の前に袋の中身をぶちまけた。
どさって音がして、雑誌が2冊とほかにも紙類が出てきたけど、肝心のこうもりの姿が見えない。外はもう暗いしね。
雑誌とかの下敷きになっちゃってるね。
袋から出したものを少しずつ除けていくと、、、
黒いものがモゾモゾと這い出してきた。
出てきたよ今日の闖入者。
ぱっと飛び立つかと思ったけどモゾモゾと這うばかり。雑誌とかの下敷きになって弱っちゃったのか?
とにかく袋から出したものを急いでかき集め、こうもりが再び家に入ってこないように急いでドアを閉めた。
なんとか闖入者を追い出し、平穏な夜を取り戻すことができた。
だけど、ぐったり。
もうぐったり。
そして、あのこうもりがなんともよろよろとしていたことが気になった。あのこうもりは別に血を吸うわけではなく、蛾や蚊を食べる案外いい奴なのだ。それに、一瞬見ただけだがとっても滑らかそうな体毛で手のひらに乗るくらいだった。いうなればハムスターに翼があるようなものだ。あんなによろよろと地面を這っていたら猫に食べられちゃうかもしれないな。そういえば以前観たテレビで、こうもりは高いところにぶら下がっていないと飛び立てない、地面からでは飛び立てないんだというようなことを言っていたな。
なんだかかわいそうなことをしちゃったかな。袋の中で見つけたときもほとんど動けないみたいだったし。
だけど、野生の生き物ってダニとかいろいろな病原体を持っていたらいするっていうしね。やっぱり家の中に居たら嫌だよね。
なんとか平穏な夜は取り戻せたけど、あのこうもりの姿が頭から離れなくて。疲れているのに頭の芯がずっと興奮状態のままであの日は深夜に日記を更新してみました。
あれから数日立つけど、自分の部屋の窓はほとんど締め切っています。
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