観ました。

ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督と
ロメロ信者(?)のスタッフがほんとに楽しそうに作った感じ。

ゾンビvs人間の構図にアメリカvs某国を重ねてしまう。

撮影技術やCGが向上してゾンビが人間を貪るシーンは
かなりグロい。
グロいんだけど、生きてる人間を食べたいという欲望のままに
生きている(死んでるんだけど)ゾンビたちが
だんだんかわいく思えてきて、、、
ゾンビに追い詰められる人間たちよりも
人間たちに迫害されているゾンビのほうに肩入れしてしまう。
だんだん「人間なんか食っちまえ!」ってなるように
できている。

でもゾンビ映画に期待するあれやこれやがてんこ盛りで
「そうそう、これが観たかったのよ!」ってね。

いろいろ深読みしたくなるけど
そんなことどうでもいいかもと最終的には笑ってしまった。

ロメロ監督がメイキングで
「大作なんかに興味はないんだ。
 いつまでもお金のかからない映画を作っていたいんだ。」
といっていて、なんだか胸がすっきりしたのは私だけ?

コメント

nophoto
Ken
2006年6月3日22:36

今晩は。はじめまして。
「屍鬼」を文庫で3巻まで読んだら、面白くなって来たので、「屍鬼」のコト書いたblog検索していて、ルイさんのblogに来ました。1巻は退屈だったのですが、3巻途中あたりから、俄然面白くなって。
「屍鬼」もゾンビみたいなものなので、ゾンビよかずっと知性があるけれど、似た怪物だと、ココにコメントとTB入れさせてもらいました。勝手にTB入れて済みません。
僕もゾンビ映画大好きです。でも、最近のゾンビ映画ではもう、人間て未来無いですよね。